木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2020年06月05日

淡路島の住まいの悩み事

最近よく相談にのることがあります。
淡路島では、ちょくちょく聞く悩み事で

実家が農家を営む家庭では
ほとんどのお宅が、
本家普請と呼ばれる形で家を建てている、

主屋(本家)、
横座敷、蔵(西棟)、
裏座敷(北棟)
ブロック造の水回り(東棟)
通り門、牛小屋(南棟)
本家を中心に建物で回りを囲った建て方で
これだけの建物を一代か
二代掛けて建てている場合が多い

そのため、修理の時期が来ると
あっちこっち順番に修理していかないと
維持することができなくなってくる、
息子世帯は働きに出て、
農業もボチボチになってくると
どうやって維持するのか、
深刻な問題となってくる、
大半が使っていない部屋で、でも、
物は一杯で、片付けるのも大変なので
そのままになっているといった状況もよくあります。

ひとつの建物を維持するだけでも大変なのに
この複数の建物をどう管理していくか
悩みが尽きないのであります。

その解決方法も家の事情により様々で

順番に直していく、
潰して子世帯が住めるようにする
手を付けずに放置
徐々に減築していく
再利用できるようにリフォームする
屋根だけ直して延命措置
直したけど数年後にはやっぱり解体💦
なんてことも、

僕たちが思うには
やはり、本家の主屋が一番大事なので
そこを起点に、次の世代へどう渡すのかを
長期的な目線で考え結論を出す必要があると思います。
先代から受け継いだ物を維持しなければという思いと同時に、未来の子供たちに負担をかけないため、時には減築等の判断も必要なのかもしれませんね
難しい問題です💦

posted by ueda at 22:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする