木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2020年07月30日

尾崎の家新築工事

今日は耐震金物について

耐力壁という言葉を聞いたことありますでしょうか?
建物が地震や強風に抵抗する壁のことを言います。

窓の無い、筋交いの壁 土壁 合板で固めた壁 などがそうです。
それぞれの壁に抵抗力の強さが決められています。

20200730_222150.jpg
図のように
柔らかい壁だと壁が変形するので浮き上がる力は小さいのですが
固い壁だと変形しないのでその力は浮き上がる力に変換され
柱を引き抜く力が掛かるようになります。

その浮き上がる力を相殺するために取り付けられるのが
耐震金物というわけです。

金物配置図はこんな感じで
柱ごとに「い〜ぬ」までの記号がふられています。
20200731_071504.jpg

それぞれに耐えられる数値が決まっていて
「い」が一番弱く「ろ」、「は」と順に強くなっていきます。
「る」以上はなくそれ以上はN値の数字で表します。

calculation-pic1.gif

N値は計算で出すのですが
一見計算がややこしそうに見えますが
比較的簡単に計算できるので。
これを知っていると変更があった時も
適切に対応できます。

柱の両サイドの壁の強さや上階の柱の壁の強さ
出隅の柱かその他の柱かなど考慮して計算します。
柱一本ごとにすべての柱を計算して配置図を作成します。

中間検査ではこの金物が適切に取り付けているか
耐力壁の作り方に問題がないかなどを検査します。

ダブルチェックで安心ですね(⌒∇⌒)
明日から耐力面材を施工していきます。


posted by ueda at 22:38| Comment(0) | 新築住宅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする