木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2021年02月27日

福井の家改修工事

破風取付工事 其の三

前回 加工した破風板の取り付けの様子です
大工二人で上と下に分かれ作業します

20210219_084727.jpg

下で破風板を持ち
召し合わせの部分の垂直を見ながら
取付の高さを微調整して
上の大工がビス止めします。

20210222_083448.jpg

分かりにくいですが、
破風板の上に少し飛び出た木が付いていますが
これをシナ板と呼びます
これを留めるときは、
なぜか右側の木が伸びるのが習わしとしてあります

20210222_083448.jpg

「入」のようになっています
入母屋だからなのか?
なぜかは分からないです

20210222_084925.jpg

下から見るとこんな感じに収まりました。


20210223_164033.jpg20210106_102832.jpg

鋼管前と比べると少し板の巾を大きく木取りしたので
少しどっしりとした感じになりました。

これで瓦も葺いていけますので
次は瓦工事入っていきます

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2021年02月25日

福井の家改修工事

破風板の加工 其の二

破風板に描いたマユのラインに沿って
丸のこで切り目を入れます

IMG_3506.JPG

切り目に沿って鑿で荒彫りします
逆目や彫りすぎに注意しながら進めていきます。

IMG_3503.JPG

ある程度彫れたら、鉋に持ち替え
形を整えていきます。
丸く凹ますところや
斜めにまっすぐな面
丸く出っ張るようなところ
場所により様々な鉋を使い分けます

IMG_3515.JPG

この時、丸みの度が合わないと
鉋の台の方を削り、形に合わせます

右と左の破風が合わさるところは
オスとメスを加工して位置がずれないようにします

IMG_3509.JPG

マユの合わせ目も、板と板を合わせて
位置がずれないように印をつけます。

IMG_3514.JPG

左右の板を一旦離して
印の位置まで鉋で削りだします

次回は加工した破風の板を屋根に取付です


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2021年02月24日

福井の家改修工事

破風の加工  其の一

屋根瓦を解体してよく見ると 
痛実が想定より激しく
破風板は取替えとなりました。

本葺きから簡略葺きに変わるため
既存の屋根を微調整しつつ
新しい破風板の加工に入ってます。

20210215_114737 (1).jpg

既存破風板は 下の方に丸みなど、3段の装飾(マユ)が施されています
新しく取り付く破風板も同じように加工していきます

20210215_113407.jpg

破風板用の桧の板を注文し
型取りをしながら切り出していきます

20210215_113549.jpg

外形は大工によって形は様々、
昔は破風がこの形ならあそこの大工が建てた家だ
といった具合に、破風の形状・マユの描き方など特徴的でした

昔の名刺代わりとでも言いましょうか
田舎の家は似たような外観が多いですが
細かいディティールが大工によって違いがあり
屋根の恰好や破風の形が格好良い形であると受注に繋がったとか

その家の象徴的な部位でもあるのです

20210106_102832.jpg


破風板の大きさや既存の破風板を基に
外形が確定したら、マユの割り付けを板に墨付けしていきます

IMG_3502.JPG

曲線の墨が付けば、次は加工に移ります
この曲線を削りだすためには
鉋の長辺に丸みが付いているもの
短辺に丸みが付いているもの
丸みの度合いがキツイもの緩いもの
など、様々な鉋が必要となります

20210215_114931.jpg

加工の様子はまた次回 お楽しみに(^▽^)/







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