木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2020年01月21日

木製雨戸敷居改造

香櫨園の家
14年前に建てたこだわりのお宅
木製サッシに木製雨戸を採用
数年前から年齢と共に雨戸の開閉が
だんだん出来なくなってきてました。
20200118_151207.jpg
コラムに書いたように
雨戸を甲丸レールに乗せるのが
ネックになっているようでした。

そこでネックになっている甲丸レールを外して
なにか代わりの物がないかと考え
ステンレスの平板を使う方法を思い付きました。
20200118_151218.jpg
敷居は水切れを良くするため斜めになっているので
平板の下に別の平板を敷き込み高さを調整し
20200118_155317.jpg
その外側にL型アングルを
雨戸が外れないように取り付けます。
この時、少し隙間を開けて取り付けることで
雨戸に当たった水を効率よく排出します。
最後に雨戸の戸車を底が平らな平型に取り替え、
平板端部の段差を固めのゴムを加工して完成です。

仕上がりはこちら
20200118_161745.jpg
結構きれいに違和感なく納まっています。

結果は、驚くほど開閉が軽くなり住まい手も大喜び😁
今回は試験的に挑戦させて頂けたのですが
上手くいってホントに良かったです。
新築でも導入できるように改良したいと思います😁

業界の常識を崩すのは以外と難しい
でも、住まい手のニーズに耳を傾け
それを解消していくことも、
職人としての責務だと思います。

古くても良い部分は残しつつ
新しい考えも取り入れて変化していく事の
大切さを実感した現場でした😁

posted by ueda at 07:28| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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