薄曇の天気でしたが雨はなく作業にはちょうど良い天気でした。

通し柱を組んで起こしているところです。
柱のホゾを土台に差し込む人、上に登ってかけやをたたく人
手やすを引っ張る人など、
それぞれ分担作業で行います。

この家の大黒柱 桧で240角あります。

足元を基礎の上まで落とし込みます。
キュッキュッキュッと音が鳴りながら入っていきます。

上から梁を入れていきます

息を合わせてかけやを振ります。

台持ち継 主に丸太の梁などを繋ぐ継手です。

下では次にどこから組んでいくかを
棟梁の佐藤さんが看板板を見ながら皆に支持を出しています

小屋組みを組んでいるところ
母屋に小屋束をさしています。

甲乙梁を納めているところ、
息もぴったり (o^∇^o)

無事棟が上がると
棟祭りの用意、垂木で足場を作り祭り物を上げます。

祝詞を読みあげ、工事の安全と家運隆盛を祈願し
「千歳棟」「万歳棟」「永栄棟」の
掛け声と共に棟木を叩いて納めます。

最後に、家の前で記念撮影をしました。
住まい手の方も
改めて見る木の大きさやしっかりと納まっていく木組みを見て
「自分の家が出来上がっていく実感が湧いてきました」と、
家が組みあがっていく様子を写真に納めていました。
現在は、外壁もほぼ完成し内部の造作に入っています。