木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2020年10月15日

想いを繋ぐ家 尾崎の家新築工事

尾崎の家新築工事

もともとあった裏座敷の床の間の天井に
住まい手の、ひいひい爺さんが作った
手編みの天井板が貼られていました。

20201009_100239.jpg取り外した天井板

解体前にこれだけはとっておきたいと、
住まい手のご両親に言われ
丁寧に取外し置いていました、
その時の記事はこちら

再利用する場所を
玄関?階段の天井?壁に埋め込む?本家との渡廊下に使う?寝室?
と、棟梁の向所が、いろいろと検討、
住まい手に提案し
寝室の天井板に使うことに決定(^▽^)/

杉板を薄く巾を揃えて、加工し
手で編んでいく、網代(あじろ)の天井板、なかなかの地道な作業です。

一部模様が違うところがあり、一見間違えたかのようにもみえますが
これだけの腕を持った大工が、そのことに気づかないわけもなく
何か意図をもってこうしたのではないかとも想うわけです。

完璧にしないことでの願掛けなのか
ひょっとすると大工の茶目っ気だったりもするかもしれません

20201012_093107.jpg天井下地組

いずれにしても、おじいさんが愛情を注いで造った天井板

まさかこんな形でひひ孫たちが毎日寝るときに眺められる場所に
移設されるとは夢にも思っていなかったはず(⌒∇⌒)

きっと、ひいひい爺さんが  天(井)から ひひ孫家族を
見守っていてくれることでしょう。

この天井のデザインも向所が考えたもの
本人も意欲満々に取り組んでいます。

20201014_081944.jpg

こういう各世代の想いが繋がっていく家 って
やっぱり素晴らしいですね(⌒∇⌒)

僕らもその一端に関わることが出来て本当にうれしいです。

毎回現場に行くのが楽しみです、
もちろん天井の仕上がりも超〜〜〜楽しみです(^▽^)/







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2020年10月10日

尾崎の家新築工事

尾崎の家 

前回の玄関巾木の細かい仕事は
こんな感じで取り付いています。

クランプで挟んでいるので分かりにくいですが
接着剤が乾けば取り外します。

出っ張った角のことを建築用語で「出隅」
45度に切った材と材を繋ぐ繋ぎ目を「留め」といいます。
下の出隅は柱巾で両方、出留めになっていて
長さが短いと隙間ができるし
長いと留めの先っちょが空いてしまう
とっても難しい仕事
20201009_091026.jpg
バッチリ付いています(^▽^)/

玄関の額縁との取り合いも
この通り(^▽^)/
さすがです、髪の毛一本空いてません
20201009_091033.jpg

2階では窓の額縁を取り付けていました
こちらは先ほどの出隅ほどではないですが
サッシの高さ巾をきっちりと計り
4方枠を組みます。
20201009_100219.jpg
そのまま窓に持っていき取付けます。
大きな窓になると二人掛かりで取り付けることもあります。

20201009_100255.jpg

内部の造作工事も着々と進んでいます。
楽しみですね〜



posted by ueda at 07:00| Comment(0) | 新築住宅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月08日

尾崎の家新築工事

朝晩がめっきり寒くなってきましたね
上着が必要になってきました。

尾崎の家も外部の大工仕事がほぼ完成
もうすぐ足場がとれます。
楽しみ(^▽^)/

内部造作も進んできています。
玄関の化粧巾木を取り付けていました。
玄関の土間と壁との見切りに
玄関框と同寸法の物を入れています。

20201007_104651.jpg
玄関框と巾木の接合部は大入れで

20201007_104659.jpg
材種は 桧の無地板
30mm×150mm
を使用しています。

20201007_104707.jpg
玄関ドアの化粧枠との取り合いは
目地を入れて固定する予定

20201007_105526.jpg
出隅の留めは2枚目地入れ
留め先を加工してからの目地加工です。

20201007_105539.jpg
加工後はこんな感じ

20201007_113657.jpg
短いものもあるので、クランプで固定して
鑿で彫り込んでいきます。

こういう仕事は大工の技量がないとうまく納まりません
ちょっとしたひと手間、さすがです(⌒∇⌒)


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