木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2020年11月28日

木製雨戸戸袋の鏡板

築30年〜40年になる、純和風のお宅

外壁は掻き落とし
屋根は簡略の入母屋造り
下屋は銅板の一文字葺き
庇もぐるっと回っていて
めっちゃかっこいい日本家屋(数寄屋風)
今回は
木製の雨戸戸袋の鏡板(杉柾)が痛んでいて
交換して欲しいとのこと

20201125_153654.jpg

ドアップの写真を撮って引きを取るの忘れてました💦
夏目が風化して冬目しか残っていない所もチラホラ
杉の柾板が風化すると見た目は
ある意味きれいなのですが穴だらけ( ̄▽ ̄;)
割れてしまっているところもありました。

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傷んだ鏡板をめくると雨戸が見えます
どうやら桟は傷んでいないので
このまま再利用できそうです。

溝ついてあって板がハマるように加工されています.jpg

この戸袋かなり手間が掛かっています
鏡板は杉の柾板の大和張りになっていて
上長押には、溝が切られていて
板がはまり込むように加工されています
妻板との取り合いもほぞ打ち抜きの割くさび

2階に6か所あります。
ですがこの家にとっては簡易バージョン

1階の表の間はもう少し手間がかかっています

いったい何人役掛かって建てたのでしょう・・・(・.・;)

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1っか所ずつ既存の幅に板を加工しながら
板の下部分は少しアンダーカットして
一枚一枚丁寧に真鍮釘で打ち付けていきます。

ここ丸くなってます.jpg

古い木と新しい木とのコントラストもいいですね(⌒∇⌒)
もうすぐ完成です。
posted by ueda at 19:00| Comment(0) | 古民家改修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月26日

古民家現地調査

今日も皆様、お疲れ様です。
古民家のリノベーションの現場調査に行ってきました。
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築70年以上の牛小屋兼長屋 本家40~50年くらい 裏座敷鉄筋コンクリート30年くらいの建物で
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めちゃめちゃ広い(^_^;)総面積380u
その一部を改修して住居と簡易宿泊施設として再利用する計画です。
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古民家の購入の際一番気になるのは、屋根の健全度、
いくら中身を綺麗にリフォームしても、雨漏りがあると
折角きれいにしたところも、また汚れてしまうし、
内部が仕上がった状態で屋根替えをするのも結構大変な工事となります。

物件により様々ですが、淡路島の古民家として売られている物件は
比較的「家の構え」が大きいお宅が多いように思います。
棟の数が増えれば当然、後の手入れをしていく建物の数も増えてきます。
子供の進学時期に屋根が雨漏りした〜(-_-;)なんてこともあるかもしれません。
古民家を検討する場合は、
自分たちの生活と古民家の修繕サイクルとよく照らし合わせて
よく考える必要があると思います。後悔のないように(^▽^)/


posted by ueda at 19:30| Comment(0) | 古民家改修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする