木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2021年04月12日

23年前の仕事

先日作ったベンチの色が
良い感じで落ち着いた色になってきてました。

ここからの色の変色を少し遅らすため
超撥水の塗料を塗りに行ってきました。

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塗装作業は、橋本君頑張って塗ってくれました。

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塗る前に水を掛けると、浸みこんでいきました。

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塗った後に水を掛けると、
こんな感じで水が玉になって撥水してくれてます
すごいですね(⌒∇⌒)
これで雨による変色は少し止まるかなと思います。



このお宅は約23年前、僕が見習い3年目くらいの頃に仕事をさせて頂いた
思い出深い現場で、久々に中に入り当時のことを思い出しました。

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圧巻なのは親方の仕事の綺麗さです。
23年経っても隅々の大工仕事が綺麗に納まっています。

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ここで長押の掛け方を習ったし
杉柾の削り物の難しさを体感しました。

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この和室は天井がMの形になっている、
とても珍しい仕上げ
僕が本で見つけた仕上げを、やってみたいと提案し
親方が採用してくれたのです、
親方は「こんなややこしいこと言いやがって」
と言いながらも、楽しそうに仕事をしているのが印象的で
丸太は親方が納めて、天井板を貼らせてもらい
すっごく嬉しかったのを覚えています。

見習の時にお世話になった現場に
今でも出入りさせて頂けるのは、本当にありがたいです(^▽^)/



posted by ueda at 23:05| Comment(0) | 大工のしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月08日

新しい仲間が増えました

4月に入り弊社に新しい仲間が加わりました。

待望の大工見習です(^▽^)/
名前は橋本龍馬、
一人前の大工として皆さんのお役に立てるよう
頑張っていきますので、
どうぞ応援、よろしくお願い致します

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現在は現場に出る前に倉庫で特訓中

基本的な道具の使い方を指導し
とりあえず道具に触れてもらいながら
やってみることから

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手鋸の使い方
最初はなかなか墨通り引けないもの
力任せに引いてもうまく切れません
熟練の大工なら親指と人差し指、
2本の指でもうまく切ることが出来ます。
鋸を引く音で切れてるか切れてないかもわかるようになります。
鋸の刃を刃渡り一杯使って切ることで
効率よく材を切ることが出来ます

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鑿の研ぎ方
大工の刃物の切れ味は大工の技量を
図るうえで大きな指標となります。

大工において研ぎは一生かけて極めていくもので
これで終わりという事がない、

もっと切れるように、
長く切れるように
綺麗に切れるように、

を追求するとキリがありません、
毎日コツコツと身に付けていく技術です。

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大工道具、スターターキット!(^^)!
とりあえずの道具も用意して準備を進めています。

大工見習の橋本を、これからよろしくお願い致します。

posted by ueda at 22:36| Comment(0) | 大工のしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月06日

和室の天井

前回は和室の小部屋の、施工事例紹介でしたね
それにちなんで
最近では少なくなってきた和室の、
天井についてご紹介したいと思います。

通常は長尺底目天井、竿縁天井、小幅板貼、が
オーソドックスな天井になります。

家を建.jpg

弊社では和室の天井にこだわって仕上げた
物件がいくつもあり、
他にはない個性的な仕上がりになっています。

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M邸 葺き寄せ竿縁の間に萩を仕込んだ天井
   壁は淡路土の現代糊土仕上げ

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I邸 真ん中に網代を入れ45度に井桁組みした竿縁に
   長尺底目天井を張った天井
   かなり気に入ってます。
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A邸 真ん中に丸太を仕込み網代の天井板を
   アーチ状に貼った天井
   
   旅館のスィートのような部屋で
   旅行に行かなくても毎日楽しんでいます (住まい手の声)
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T邸 船底天井の続き間 真ん中2本はサクラの貼丸太
   間は杉の中杢、斜めの板は葭の底目天井板
   
   お客さんが多いこのお宅は、
   続き間にして広々空間
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M邸  構造材の梁を見せ、杉の厚板貼りの天井
    どっしりとした、構造美で落ち着いた佇まい

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M邸  葺き寄せ竿縁をアーチ状に絞り
    網代を張った天井
    これも珍しい形です。

DSC_0006.JPG 
T邸  木摺りの化粧仕上げの天井 間接照明
    かなり冒険しましたが
    夜は抜群にいい雰囲気になります。  
   
まだまだたくさんありますが、

これらの天井は、大工が住まい手に提案し
挑戦させて頂いたものばかり、
こんな仕事をやってみたいと
熱意をもって提案することで
住まい手にも喜んで頂き実現できました。

なぜ天井かというと、
物を置いて隠れることがまずないですよね、
寝っ転がると目に入ってくる、いつまでも、

だから、気を抜けない
大工の技能向上にもなりますし。
デザイン力を付ける意味合いもあります

造り手は挑戦させてもらうから安めに施工、仕事が残る
住まい手にとっては、オンリーワンの仕上がりになり満足

WINWINな関係でみんなハッピー(^▽^)/

posted by ueda at 07:00| Comment(0) | 大工のしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする