木と漆喰にこだわる、大工と左官の職人プロジェクトチームです

2010年01月19日

佐野の家完成3

先週の寒波で淡路島にも雪が降りました。
約半日ほど降ったり止んだり、
雪が積もったのは淡路では数年ぶり?
冷え込みのキツイ一日でした
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この雪も数時間後にはなくなっていました。

佐野の家のつづきをご紹介します。
今回は2階です。

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階段を上がってくると腰壁に仕込んだ本棚があちこちに
仕事柄たくさんの本を所有しているので出来るだけ、
収納したいと言う希望です。
正面本棚の後ろは吹き抜けになっていて
1階から呼ぶ声もよく聞こえます。

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右に見えるのはトイレその正面に洗面台を設置
家族が多いので1・2階に別れて使えるようにしています。

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こちらは南側の子供部屋、この部屋と左右対称で北側にも子供部屋
2部屋は建具で間仕切りされており、外せば大部屋になります。

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主寝室、 正面の抽斗付のカウンターは書斎 
夜に仕事をすることも多いそうで、
二人並んで作業できるよう間口を広めにとっています。
左側には大型の本棚もあります。

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寝室と連続しているウォークインクローゼットと小屋裏収納
ここにも左側の壁一面の本棚、小屋裏の収納の奥まで繋がっています。
それと右側は箪笥などの持込家具置き場
余ったスペースはポールで洋服掛けをとっています。

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南側一面に飛び出たバルコニーも日当たりがとってもいいです。

2階の床は杉材を使用しています。
杉は柔らかく足触りが良いので、
朝起きて一番最初に素足で踏むには最高の感触だと思います。
その反面 杉は傷がつきやすいですが、
傷のついたところも一緒に日焼けして経年変化していくので
そのついた傷も「木」の持っている個性のようにも見えます。

建材だと傷がつくと合板が見えたり、表面の塗装がはげたりしますので
どうしても仕上がった時が一番綺麗です。

自然素材を使うことで
入居するときに一番綺麗というのではなく
入居して綺麗のはもちろん、
住み始めてからも住まい手と素材と
うまく付き合っていくことで
味のある、深みのある住まいへと
成長していけるのではないでしょうか。



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 無垢の床
 漆喰
 天然素材
 リフォーム
 新築
       総合建築植田
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posted by ueda at 10:01| Comment(0) | 佐野の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

佐野の家完成2

昨年途中になっていた佐野の家の続きです。

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1階ランドリールームです、
室内干し出来る様にパイプを掛けています。
共働きの家庭などあると重宝する便利な部屋です。
この部屋の漆喰仕上げは住まい手の家族と一緒に仕上げました。

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1階のトイレです。 
杉の1枚板に手洗いカウンター、
左の壁には杉のトイレットペーパー埋込収納箱、
便器はパナソニック「アラウーノ」

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1階の親世帯寝室 床は無節の桧、
壁は漆喰と丹波土を混ぜたパターン仕上げ、
天井はそれに藁スサを足して押え(平らに塗ること)ました。
南側には縁側がリビングから続いています。

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オーディオルームです。おじいさんのこだわりの部屋です。
正面の飾り棚が工事の時紹介した、藍色のタデラクトです。
両サイドの壁は漆喰の押さえで仕上げています。
照明は背面壁にブラケット(40W)2灯と
TVの後ろに隠れタデラクトの壁を照らす間接照明のみです。

飾り棚に50インチのTVを乗せ
下にはBD/DVD/LDなどのプレーヤー、
両サイドには3組のスピーカー
背面の棚にはアンプ、LP×2台などが設置されています。

オペラやクラッシックなどを鑑賞するのが趣味のおじいさん 
この前お邪魔したときにこの部屋を体感してきました。
壁・天井ともに漆喰を凹凸のあるのパターンで仕上げてあるので、
音が乱反射するためか、
前に設置していた時と比べて音が凄く良くなったそうです。

それ以上に僕は、全ての機器を操るおじいさんに感動しました。
機器の接続も全て自分でされているのです。本当に凄いです。

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場所は変わって2階へと続く階段です。
段板側板は桧の無節で凄く綺麗な木目です。
手摺には洋鍛冶 長命佳孝さんにデザイン・制作をお願いしました。
工房は淡路島にありますが、仕事は全国飛びまわっている方です。
今回は手摺ですが、以前施工した「make a wish」のサインをお願いしました。
その他にも照明や椅子・ポストや表札 
外部のアーチや門扉など幅広く手掛けています。

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木で作るには凄く華奢な骨組み、
でも鍛鉄となるとしっかりと重厚な重みと存在感
木と漆喰との相性も抜群です。
やはり自然の材料を機械じゃなく人の手で作り上げられた物は
なんともいえない風合い・味がありますね。
住まい手にも大変気に入ってもらえています。

次回は2階を紹介したいと思います。


 

posted by ueda at 10:15| Comment(0) | 佐野の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

佐野の家 完成

佐野の家が無事竣工を迎えることが出来ました。

4月から着工して約8ヵ月間、
長いようですが、終わってみるとあっと言う間の一時でした

まずは、内装からご紹介します。
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玄関です。
土間は豆砂利の洗出し、壁天井は漆喰塗り、
ニッチはブルーのタデラクト 建具はタモの小巾板フラッシュです。
この家の玄関は写真前後2方向から室内に入っていくことが出来ます。
後ろは玄関に併設された納戸・正面はリビングへと向かいます。

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納戸には下駄箱やコート掛け・パントリー的な収納スペースがあり
キッチンへとつながります。
納戸内には土間がありそこで靴を脱ぐので、
玄関に靴が散乱せずに隠すことが出来ます。

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一番奥には土間もあり農作業から帰ってきたときの勝手口
そして土が付いた作物や農作業道具などを収納する倉庫があります。

玄関からリビングに入ったところです。
この家の配置は完全に南向きで建てられているので、
冬場は部屋の奥まで暖かい日差しが届いてきます。
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リビングダイニングの 床は楢材を使用、壁・天井は漆喰塗り
天井の一部に天然乾燥材の杉の梁が見えています。
左側の棚板はPCカウンターと本棚、奥にはキッチンがあり
先ほどの納戸とつながっています。
正面出窓下にあるのは蓄熱暖房器です。

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キッチンはYAMAHAのL型で作業カウンターと並べてコの字型配置です。
作業カウンター/食器棚はタモのフラッシュで木工 花tsuzuriさんに作って頂きました。

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リビングダイニングの隣には和室が続いています。
3枚引込漆喰塗りの建具を開けるとopenに使え、
多人数の来客などの時は便利です。

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この和室は仏間・床の間・神棚などがありますが、
洋室と続き間ですので、あまり堅く重くならないよう
障子の組子や天井を軽く見せるためいろいろ考えました

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仏壇の欄間なども大工と左官で仕上げました。
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壁は丹波の赤土を塗っています。
天井は竿縁を井桁に組んで中を茶網代をのせています。
なかなか好評の和室に仕上がりました。


次回も引き続きご紹介します。


posted by ueda at 15:50| Comment(0) | 佐野の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする