和室改修工事進捗です。
建物の荷重を支えるために
新しい柱を2本建てて補強します。
廻り縁は既存のまま使用しています。
普通は柱を欠きこんで廻り縁を後から取り付けますが
柱を廻り縁に合わせ加工します。
普段と逆の工程になりますので、少し手間がかかります。
欄間敷居・鴨居は
柱に目地穴を堀込み、鴨居や敷居を差し込みます
柱に目地穴を堀込み、鴨居や敷居を差し込みます
その後ボルトで引き、柱と鴨居・敷居の接点を
ズレないようにぴったりと取り付けます
柱にはそれぞれ、欄間鴨居敷居 障子敷居鴨居の4本が取付くので
一本でも長さが1mm違うと、うまく柱とくっつきません。
大工の腕の見せ所です(^▽^)/
長押(なげし)も既存の再利用
古い材と新しい材が混在しますが
年数と共に落ち着いてきます。
【関連する記事】